あきらめる

自立の時期や独立期、大人になるための成長期やその準備段階に現れやすい象徴。これからの人生への覚悟を決めていたり、現実への適応の必要性を暗示している場合が多い。また、現実にあきらめる必要があるが感情的に納得いかない等の場合に、幾度も夢の中で体験し現実であることを受け入れてゆく場合も。

握手

友情、愛情、契約、自分自身の二つの側面の融合や調和、接触を暗示。手袋をしたままの握手は、社交辞令や、本当は相手と親しくなることを避けたい場合を暗示。逆にはずして握手をすれば、ザックバランに近づきたい気持を持っている可能性が。

悪魔

無責任さや俗悪な思考、低次元の幼稚な自分の側面を象徴。善悪の狭間で葛藤している時や、悪の誘惑に負けそうになっている時に、警告として現れやすい。悪魔に襲われているのは良心の危機を意味する事も。

足/脚

基礎や土台、仕事や家庭も含めた自身を支える事象全般に渡る、多くの象徴を持ちます。健康でしっかりしった足(脚)ほど、現在たどっている道への自信や理解が深く、逆に貧弱であれば、立場や計画が頼りないかもしれません。足は部下、すねは友人、腿は肉親を指すという説もあります。かかとからアキレスケンを弱点と捉えたり、足首を柔軟性、膝は収入やビジネスを示す場合もあり、各部の状況に注目してください。怪我やむくみ、汚れは「手」と同様あまり好ましくありません。旅行の象徴もあり、近い時期に出発する人には予知的な状況を示す場合も。

頭/首

知性や意志、思考、心構えを示します。現在の方向性やアプローチ法を表す場合もあり、頭が後ろ向きに付いていると、尻ごみしている状況を指す場合もあります。額は権威や経済面を示し、広くなったり、突き出しているのを見るのは地位や富の獲得を、逆に狭くなったり傷つけば、失墜やトラブルの暗示も。「いびつであったり、グロテスクな形の頭」は、精神的ないびつさを物語り、かたくなさや、非常識な観念に囚われていないかどうか検証してみるのも良いでしょう。

首は頭脳を支える部分であり、エネルギーや生命力を表します。喉を意識する場合には意味が異なり、主にコミュニケーションを指します。「喉を切られた」印象なら、言いたいことが言えずに苦痛であったり、反対に喋りすぎているので慎むようにという警告ですが、「首を切り落とされる」場合には、状況の好転を指します。自分の体でも、他人の胴のない首を見たり手にすると、滞りや抱えていた問題が解決する暗示です。ただし、全体の夢の脈絡によっては、「首になる」などの通常語どおり、失脚や障害を表す場合もあります。

無意識への入り口。又、子宮から続く産道でもあり、安全な場所や子宮回帰や再誕生を望む時に表れる場合も。女性自身を意味することもあるが、男性にも母性はあるので、身近な母性に関する事を示している場合も。

暴れる

人目を気にして出せなかった怒りや衝動、感情を夢の中で発散してバランスを取っている状態。特に男性は、現実で受身的であったり、女性的だと感じる面が顔を出している時に、それらを認めたくなくて、攻撃性や荒々しさなどの形で男性性を自分に強調して見せている場合が。

編み物(編む)

考えをまとめたり、計画の修整、創造、人間関係などを作り上げる喜び等を暗示。編目がきれいであれば、順調にプランを練ったり、整理ができている暗示。目を落としているなら、文字通り、小さな事柄を見落としていないか注意。ただし網を編んでいる場合は誰かを、或いは自分自身を陥れたり、だます罠を作っている可能性も。綱を編む場合は、葛藤を調和させ、ひとつの方向にまとめようとしている場合や、3本であれば三角関係を暗示する場合も。

感情面の清めや浄化。運気好転の前触れ。男性エネルギーの意味もあり、社会的に適応した状態に向かう場合も。激しすぎる雨や、それによって行動が妨害されたり、前に進めない場合には、冷静に状況を見直し、判断をし直す必要がある。濡れても気にならない程度のにわか雨は予期せぬ幸運の暗示。しかし晴天に急激な暗雲が立ちこめる場合には、困難が近いので、早急に現在抱えている問題を処理する必要がある。雨粒により視界が悪い時には、感情面に溺れすぎている可能性も。


謝る

知らない人や、誰から構わず謝っている場合には、現実で自分を見失ったり、翻弄されているかも。自分をしっかり持つことが大切。また、過去に縛られ、今はもう誰も責めていないのに、そこから歩き出せていない場合や、「理想どおりではない自分」を責める自分の気持に謝っていることも。
相手の印象がはっきりしている場合には、その人の特質が夢主に必要な場合も。

勤勉なイメージから、労働や組織を示す場合もありますが、蜘蛛と同じく、子供を愛情という名を借りて呑み込む、支配的母性も象徴。 大地に巣をつくる蟻社会には女王が存在し、冥界と重なり、死と再生の暗示も。蜘蛛と同様に、母親との関係性や力の影響を意識化しようとする、無意識からのメッセージであるケースも多いようです。
親子関係に限らず、女性は配偶者や恋人への自分の態度を表しているかも知れません。他に、巣喰う、蝕む、小さな力でも束になり侵略を進めてくる事から、病気やトラブル、又は、わずらわしいつまらない出来事を表す事も。

アルコール

幸福や刺激を与えてくれるもの、叉は、リラックスや心のバランスを維持する必要を象徴。状況によっては現実逃避の暗示も。泥酔状態は、感情の歯止めが効かず、周囲とのトラブルの前触れの場合も。

自分の心身や家族の状況を表す「貧しい家に住んでいるのは、不安の現われや、実際に心が貧しくなりかけているのかも知れません。しかしあまりに「極端な豪邸に暮らす」のは、現状に対する不満が爆発する手前である場合もあり、願望が膨れすぎているケースもあります。大きな構えの家であるのに、中に入ると散らかっていたり、痛んでいるのは、生活に見せかけや虚飾が多い状況を示し、新築や引っ越しは新しい環境への変化を暗示。
家のどこで何が起きているかが重要なヒントとなる場合が多い為、各場所の象徴を参照してください。改装や手を入れた所は、改める必要がある考えや状況を示し、散らかっている場所はこれまでの考えや習慣を一掃し、整える必要があるようです。

家(各階・2階・屋根裏部屋)

1階は日常的意識を示し、上階に上るほど理想や精神的覚醒を暗示。逆に地下は深い無意識の状況を示す。 又、暗い部屋や知らない部屋に入るのは、自分の無意識や日常で使っていない未知の部分を探究しており、今後に必要なものが眠っている事も。

家(キッチン・食堂)

エネルギーを料理、準備し、今後の計画を練る場所。又は家族への愛情を示す場合も。女性の場合には自分の台所が、家庭や女性としての在り方、母親からの自立などを暗示することもあります。

家(ベットルーム)

休息や無意識、プライベートや秘密を象徴。結婚や性に関する問題を示す事も。状況によってはベットの象徴の一つである病気の予知である事も。

家(窓/障子・襖)

奇麗な窓や、開け放した窓、眺めが良かったり光や風が多く入り込んでいると、広い視野や的確な認識力の獲得。正しいビジョンにより、順調な進展や人間関係の好転が期待できます。

家(リビング)

他の人との交流や、外世界に作って見せている顔、又は家族に対する感情を示す事も。集まっている人達や、何をしているかにも因りますが、和室や古い部屋の場合には血統的繋がりや因縁、父母との関係に目を向ける必要がある場合も多いようです。

家(崩れる・燃える)

家自体が自身の心や体の状態を暗示する為、構造上の欠陥があれば、性格的短所や偏りからもたらされる苦しみや、肉体的な病を表す可能性が。崩れたり、燃える家は、これまでの価値観や古い基準、親や親族への依存関係等の崩壊、又、それに続く新たな展開を暗示。或いは今の家族関係を0に戻したい欲求の表われの可能性も。実際に住んだことがある家なら、その時代や当時の環境、関心事の中にヒントが。実家が激しく燃えている場合は、親や血筋へ、幼い頃の抑圧された怒りの表われの可能性も。 火事も参照。

石(宝石)

トルコ石は治療、平安、精神性霊性。石の色である青は、霊的、誠実さ、精神的エネルギーを象徴。黄色は光、平和、意識、現実、自己主張の欲求の高まりを象徴。

医者

父性や、父親的権威の象徴。理論的、現実的な思考により、抱えている問題が解決する暗示。診断を受けたり、薬を貰った場合には、解決の時期が近く、物事が好転する予兆である事も。しかし体の特定の一部を治療してもらう場合には、実際にその部分のトラブルを示している場合もあります。医者と折り合いが悪い時は、父との対立や、支配から逃れられない葛藤を意味する事もあり、男性にとっては自己実現の為の重要な象徴。

男と女、神の世界とこの世など二つの世界を、結びつける象徴としてや、絆を暗示。糸が彼待っている場合は文字通り絡み合った関係性などを暗示。針に糸を通して縫う場合や縫い目が強調されている場合は、性交についてや性的欲求や自慰に関する物事を象徴していることも。

信頼や忠実、献身や従順さ等を暗示。自分のこれらの面を表していたり、パートナーや部下、子供などを暗示する事も。愛らしい犬なら楽しみや喜び、愛情についてを表していたり、神々しい犬なら凛とした精神性や自分の信条への忠誠心、潔い決意などを暗示することも。犬が吠えたり、荒々しい様子なら、自分の隠れた攻撃性や冒険への欲求を暗示。噛まれたり追われるなら、裏切りや信頼関係が壊れる心配や、現状を見せている場合も。また、犬は冥界からの使者とも言われ、夢全体によっては病気や死に関する事柄や、或いはイメージ的な死と再生を暗示していることもあり、人生の変化の時に現れる場合も多い象徴。ただし、犬を飼っている(いた)人は、そこからの連想を優先して。

イルカ

知恵や勇気、インスピレーション、テレパシー、無邪気さや癒しなどを暗示。群れや社会性の中での事柄を暗示する場合も。海という無意識の世界の中でも賢い生き物だけに、無意識の段階で既に新しい気づきや試みを計画・実践している場合も。

トーンや色が印象的な場合や、通常とは異なる配色の登場物には、そのものの象徴に加えて色の意味も複合して連想を広げてみて下さい。自身の、その色に対しての通常のイメージも考慮します。いずれの色も、その発色や濁り、見た時の印象により、解釈は異なります。


浄化。純粋。真実。最初。高貴。普遍的。新鮮さ。霊性への近づきや、死を表す場合も。完璧さを求め理想に向かい努力し、一人で輝きたい欲求。何にでもあう色だが、実は個性を強調。独自のアイディアや印象づけたい時に効果的な色。生れた日を単数になるまで足して2になる人には、良い波動を与える色になることも。


無意識。未知。秘密。混沌。永遠。神秘。権威。敢えて黒を選択した場合は、これらのイメージをアピールしたい場合も。外部からの指示や影響から自分を守りたい。誰からも指示されない独自の世界を持っているという印象を与えやすい色。信念や自信、包容力の表現として、またはそのように自分を鼓舞する時や、そういった印象を与えたい場合に効果的。ただし孤立の暗示も持つ色なので、笑顔を絶やさずに。生れた日を単数まで足して8になる人には、良い波動を与える色になることも。


エネルギー。感情。外向性。血や情熱。嫉妬。生命力。火。感情の起伏の激しさ、危険や爆発。刺激と興奮を求める。注目されたい欲求や、エネルギーをアピールしたい場合も。活動的な反面、気位の高さや独善的な印象を与える色でもあり、夢に過剰に現れた場合や、日常で過剰に取り入れたくなった場合は、客観性やゆったりした物腰を心がけるとよい。逆に気力の衰えを感じたり、持久力が必要な時、ロマンティックな意志を表したい時などには効果的。冷え性の人は下半身に取り入れ、高血圧の人は取り入れ過ぎないこと。生れた日を足して9になる人と、1になる男性には内在する過剰なエネルギーを自然に発散し、コンディションを整える働きが。

黄色
外向性。自己主張・コミュニケーションの欲求。状況によっては臆病、狂気や興奮を表す場合も。意気消沈しそうな時や、コミュニケーション能力を発揮したい時に取り入れるとよい色。自己アピールに効果的。新しいグループへ参加する際は溶け込みやすい。生れた日を足して3になる人には、良い波動を与える色になることも。

オレンジ
感情と理性のバランスのよさ。太陽のような肯定的エネルギーや快活さ。ぬくもり、平和、スタミナを象徴。目標に向かって力を注ぎたい時、目標に向けて「こちらの準備は万全である」という安心感を与える。生れた日を足して1になる人には、良い波動を与える色になることも。


空や海のような伸びやかさ。知性や思考。直感。藍色は霊性や神秘性の場合も。明るい青は、創造的。分析力や直感、霊的なもの、洞察力を暗示。誠実さ。空や海のような伸びやかさ。新しいものを生み出す時に効果的。活動し過ぎを抑える意味やその働きも。濃い青は特に知能的、論理的、実践的。感情を守ろうとしたり、落ち着かせようとする。権威や意思決定が必要な時に効果的。ただし病的な青や暗すぎる青は、抑鬱や悲観的なイメージを暗示する場合も。生れた日を足して8になる人には、良い波動を与える色になることも。


治癒、回復。成長や繁殖。安心や平和、慈悲深さ。調和やバランス、道徳性。健康面への意識。ただし不自然な緑色が目立つ夢は、抑圧された性欲や屈折、嫉妬、自然や根源的なものへの恐怖を示す場合も。癒し手の色ともされ、気軽に相談をしてほしい相手に会う場合や、役に立ちたい時には有効。沈静化の意味もあり、感情を安定させたり、客観的な判断が必要な場合に身につけるとよい色。生れた日を足して5になる人、7になる人には、良い波動を与える色になることも。


精神性、霊性。英知、知恵。 直感力、洞察力。文化的嗜好や芸術性への意識。威厳を保ちたい、或いは高位にへの憧れが強い場合も。精神的迷いや混乱を安定させる色。日常にあまり多く使いすぎる人は世俗性を軽蔑したがる癖を持つ場合も。生れた日を足して8になる人には、良い波動を与える色になることも。


土台、基礎固め。正直さや実直さ。スタミナや忍耐への意識。大地や金銭の色である所から、財産や扶養能力に関する暗示。ただし夢の中で顔色として目立つ場合は注意。気まぐれを安定させたり、勤勉でありたい時に用いると有効。堅実さや支援を惜しまない姿勢を示したい場面で身につけると相手を安心させる色。痩せ過ぎで体重を増やしたい人や筋肉トレーニングをしている人にはよい効果を上げる。明るい茶色は、生れた日を足して5になる人には、良い波動を与える色になることも。

動けない(動かない)

動きたくない何かや、したくないこと、向き合いたくないことがある場合や、自分が自分に対して何かを禁止している暗示。夢の展開から動けない場所にいる場合は、立場が苦しくなったり苦しいと観じている場合も。また身体的に固まるようなイメージで動けなくなる場合は、健康面に注意が必要な場合も。

うさぎ

気づきの不足と落ち着きの無さを象徴。無計画に飛び回っていないか、自分の行動を振り返る必要があるかも。思春期のような好奇心や、逆に臆病さを示している場合も。ただし東洋では崇高なイメージもあり、夢全体の雰囲気が白であったり清浄であれば、飛躍や目的達成、女性には特に慶びが多く、妊娠の前触れなどの意味も。

根気や勇気を暗示。牡牛と雌牛では暗示が異なり、乳牛を思わせるようであれば母性や栄養、豊穣に関する暗示。農作業などの牛であれば労働や忍耐をあらわす場合が。闘牛や攻撃的な牛は、自分が侮られていると感じたり、フラストレーションを抱いている時にも表れやすい象徴。状況によっては頑固さや強情、愚鈍さを暗示。又、12星座のひとつなので、牡牛座に関する出来事を暗示している場合も。

歌う

感情や精神性の高まりを意味します。生命エネルギーの上昇を指す場合も。ただし、どんな感情で歌っているかにより解釈は異なります。うまく歌えない時は、実生活での感情表現や思いが伝えられず、コミュニケーショントラブルを抱えている状態を表わしている事も。
懐かしい曲を歌ったり、聞いたりしている時には、当時の出来事に着目してください。

仕事や成果、獲得できるものやその能力、愛等、受け取るものと与えることに関する物事を象徴。手と同様、基本的に右腕は、差し出す腕、外へ向けての活動や与えるもの、愛すること、男性性を象徴。左は、感情や内的活動、受け取る・受け入れる、守ること、女性性、自分を支えるものや受身的な物事。どちらの腕の印象が強いかに注目。 状況によっては、右腕は父や兄弟・息子、ビジネスパートナー、左は母や姉妹・娘、プライベートな友人、恋人を指す場合も。

腕に怪我を負った場合は、例えば右であれば積極的取り組みへの障害や、実際の行動を怖がっている場合が。腕を縛られていると、活動への制限や不自由さを暗示。他者の腕の場合は、サポートがある予兆の場合も。太くたくましい腕は仕事上の成功や健康、その手に抱くものに関する喜びを暗示。腕が折れるのは仕事の失敗やつかむことが不可能になる不安を抱えているか、その予兆。切断の場合は自由を失ったり、困難な状況に陥る心配。自由の制限を感じている場合には、そのまま縛られた状態で現れる場合も。毛深い腕は古い解釈では財産や愛情が増えるという説も。

馬力というように、エネルギーや活動力、健康などを暗示。場合によっては本能や性衝動、愛情を示す。男性が見た場合には自分自身を、女性の場合は馬が男性を意味するという説も。また、馬は群れる動物である所から、家族や一族に関する事柄を表す場合も。

海の様子は、無意識や心の状態。又、生命の源と言われることから、母や起源を暗示することも。穏やかな美しい海はコンディションや環境がよい状態を、逆に荒れた海は、感情の氾濫や混乱、激しい欲望や愛情との付き合い方への注意を促している場合も。荒れた大きな「波」になると、性的な欲求や飲み込んでしまう愛情など、別の広がりがある場合も。暗い海や夜の海は更に、自分の思いを振りかえってみる必要が。海に潜っているなら、子宮回帰や死、ルーツに関する思いを探っている場合も。

浮気

現実に、事実や欲求がある場合にはその現れ。特に浮気願望が意識されていない人が浮気をしている場合は、はっきり問題として意識されていなかったり、なんとなくそのままにしてしまっているものの、二人の関係が冷えかけていたり、不満やストレスがたまっている可能性。無自覚でいると、近いうちに喧嘩などを引き起こす場合も。また、外側にその場しのぎの満足を得ることで根本の問題から目をそらそうとしていたり、ずるずる引きずられる傾向などが様々な面での問題解決の鍵であることを暗示する場合も。現実のパートナーが浮気をしている場合は、実際に裏切られる恐れを抱いているたり、近頃自分の方が相手を大切にしていないというような罪悪感を持っていることが。
また、新しい恋愛や情事により何かを生み出したい、刺激を受けて現状を打破したい、若さや新鮮なエネルギーを得たい時等に現れることも。知らない人と浮気している場合には、これまで知らなかった側面を発見したり知ろうとしている可能性も。(性交参照)

新たな世界への旅立ち、目標変更などの切り替え地点。都会のラッシュアワー、静かな田舎街、どんな雰囲気の駅だったでしょう?また、特急電車、各駅停車、どんな旅をしているのでしょう?
電車は、社会という乗り物です。自分が現在どのような人生のレールを選択しているのか、今後どう進もうとしているのかを暗示します。社会的秩序への適応の仕方や、協力者、約束事の展開を示す場合もあります。旅の同伴者や、ホームや車窓からの風景の印象が、更に洞察を与えてくれるでしょう。

エレベーター

感情や気分の変化や注意を向ける対象が変わっていく状態、文字通り社会的な地位の上昇と下降、又は情緒的高揚感や停滞・落下、性的欲求や感覚を再現している等の場合が。ヨガで言う所のクンダリーニの上昇下降をエレベーターの動きで表している場合もあり、実際に睡眠中に肉体的変化が起きている場合も。あまり急激な動きであれば、肉体レベルでエネルギーバランスを整えることを促している可能性も。ただし日常的にエレベーターを使用することが多い人やそれに関する連想がある人は、そちらを優先。

基本的に上昇は、より高みに上る暗示だが、エレベーターが建物を突きぬけるまで行きすぎる等は、地に足がつかず、理想に舞い上がっていることも。地下に降りる時は、根底の問題や無意識について探求をしている可能性が。しかし深すぎたり、急激な動き、或いは不安を伴うようであれば、本能的な部分や気づいていない深い所に呑みこまれて混乱している場合も。上下が激しいのは情緒的に或いは社会的立場が不安定になっている可能性が。階段やエスカレーターと同様に、意識と無意識など、二つの異なる世界を結ぶ夢である場合が多い。 又、人が入れる箱であることから、状況によっては箱を参照。

演劇舞台(お芝居)

普段は気づきたくない側面や心理、癖なども、舞台としてなら見つめやすく、向き合おうとしている暗示。そこでどんな芝居が繰り広げられていてどんな感情であるかに注目。又、自分が演じている場合に、とちったり、上手く芝居が出来ないなら、謙虚さを思いだし、必要な稽古に取り組む必要があることを知らせている場合も。

嘔吐

お腹に入れて消化できなかったもの、腑に落ちなかったり納得できないもの、不必要な考え、実際の肉体に害になるもの等を、体外に吐き出している状態。健康や感情のバランスをはかる時である暗示や、感情や思考を抱え込んでしまい、むりやり飲み込まないように注意を促す場合に現れやすい象徴。何を吐き出したかも参考に。

大金持ち(大富豪)

自分が現実より遥かに裕福になっているなら、劣等感や不満を持つ暗示や、現状を見なおして、より現実的に能力や才能を発揮する術を探す必要性がある場合が。又、自分ではない大富豪の言動から受けた印象が不快な場合は、自身にある高飛車な態度や打算的な姿勢や欠点を暗示することも。快く援助やプレゼントをもらう場合は、近く援助者が現れる場合や、逆に現実逃避をしたい気分でいる可能性も。

怒る

目覚めた時すっきりしているなら、現実で体験した怒りやいらいらを発散するために怒ったり、暴れた可能性が。また、起きている時は理性で抑圧しているものの、本当は溜まっている怒りを知らせる場合も。また、怒っている相手が身近な人なら、自覚はないが、好意を持っている相手、情熱を傾けたい人の場合も。ただし、寝苦しい時には、いらいらしている夢を見ることがある。(苦しい夢も該当)

 

襲われる・殺されそうになる

襲われる、誰かに攻撃されるのは、自分の立場や生活、資質などが脅かされている状態をさす。ただし、それは自分が創り出したものや、自分が外に投影している恐れである場合も。或は、自分が外に向けて怒りや攻撃心、過剰防衛をしているという忠告の場合も。ただし漠然としたものから襲われたり、一部の動物から襲われる場合には病を暗示する場合も。いずれにしても、何から襲われたかに着目。ただし、日々、未知が多い子ども時代や成長期には現れやすいモチーフ。

殺されるのは、自分の信条や一部を壊したり、刷新する、今までのパターンから抜け出そうとしている時にや、自分を変えたいと思っている時にも現れやすい。ただし、死にきれない場合は見直す物事がある暗示の場合も。

 

落ちる

恐れや不安、自信の喪失を暗示。又、高すぎる理想や自己像への注意を警告している場合や、健康状態、死や性行為に関する事柄を暗示していることも。他人が落ちるのを見ているのは、その人を「落として」自分の意のままに取り込みたい場合や、排除してしまいたい場合が。

重い

プレッシャーや心の重荷、心配事や問題を象徴。重かったものが軽くなるなら自体の好転や、逆に軽かったものが重たくなるなら、悪化する物事やそれらを心配している暗示も。人の重みの場合は、その人の依存が苦痛であることも。

おもちゃ

子供の頃の遊び心が、創造的人生の為に役立つ暗示。自己表現や方法に、新たなアイディアを取り入れ、楽しんで事にあたる勧め。状況によっては失われた子供時代に戻りたい欲求や、幼稚さを象徴する場合も。特に積み木は創造と破壊を繰り返すおもちゃでもあり、ストレスが溜まっているかも。

親が死んだり、殺される夢は、親への依存をやめて、自己責任で人生を切り開いて行きたい時にみることが多く、自分が直接殺す場合は、独立へのより強い欲求を暗示。他の人や出来事に殺される夢より、抑圧された怒りを持っている可能性が。又、親離れしたいと思いながらも、親を捨てるように思われての罪悪感、又は親の膝元を離れたときの外での危険への恐怖心などが入り混じっている時には、親にまつわるショッキングな夢を見ることも。
親への反抗的な態度、言葉や態度での暴力、意思表示などの夢も、上記と同様の暗示しかし同時に、自分の持つ親と同じ側面への怒りや批判を暗示する場合もあり、夢全体からの考慮を。
又、日頃、親と仲良しだったり尊敬しているのに、情けない姿や、日常ではあり得ない醜態をさらしている親の夢は、普段の親へのイメージが過大評価、または現実的でない崇拝やその姿に依存している可能性が。子供の頃から強い影響をうける親へのイメージは、良くも悪くも、元々誇張されている場合が多く、成長過程で、夢が現実との調整を手伝ってくれる事が多い。(父・母参照)

泳ぐ

水が意味する感情やセックス、母性、無意識などの中を「泳ぐ」為、これらに関する出来事や衝動、コントロールの状態を暗示。波は感情の表われ。気持ちよく、うまく泳げているなら、現状をスムーズにわたっていたり、自己コントロールがうまくいっている暗示。流れや波に逆らって泳いでいるのは、無理な努力をしていたり、世間への反発、又、何かの困難を感じている場合が。潜って泳ぐ場合は自分のより深い部分、感情や無意識の中を探ったり、そこにあるものを意識に引き上げようとしている暗示。又、漂っている場合は、現実を素直に受け入れていたり、悠々自適な気分。水中の場合は、羊水の中のように子宮回帰願望か、或いは再生や新しい可能性を意味する場合も。

オルゴール

オルゴールを持っていた頃があれば当時を、又、知っている曲が流れた時はそこからの連想に注目。その頃を懐かしんだり、曲からの連想やイメージなどに憧れを抱いている場合が。曲や流れてきた音への印象が薄い場合は、日々の繰り返しへの失望感の可能性も。開かないままであれば、未知への期待感の可能性も。形状などからイメージが近ければ宝石箱も参照。

追われる

何が追ってくるのかが鍵。得体の知れないものや影、幽霊・妖怪のようなものに追われるのは、自分の不安や過去の心の傷の可能性が。人の形を取っているなら、その人の特徴が恐れているものや逃げたいもの、襲いかかるトラブルなどを暗示。避けたいものが多いが、中には、本当は自分が追いたいものが追ってくる場合も。異性から追われるのは、性への不安か、逆に付きまとわれたい、愛されたい欲求の表れの場合も。動物から追われるのは自分の本能的な部分や感情、怒りや情熱などに追いたてられている可能性。虫やまとわりつくもの等の時には、健康面での不安や、病気の初めを意味する事も。

いずれの場合も「夢の中で逃げない」は鉄則。今度追われたら正体を確かめてみようとか、向き合ってみるなどと自分に言い聞かせてから眠ると、一旦は追われても夢の中であることに気づき、夢の展開を変え、メッセージを受け取ることが可能。