絵を見ているなら、そのものにメッセージがあり、中に見た各象徴を参照。又、自分について自分が思うことや、身近なテーマが含まれる場合が多く、最近の出来事など現実的な出来事の連想を忘れずに。色だけが印象的な場合は色が感情や状態を表わしている場合も。自分が画いているなら、表現の必要性を暗示。言葉では表現しがたい感情や物事についてを意識化したい場合も。どんな色を遣い、どんな形をどんな勢いや気持で画き加えていったかなどに注目。
現実に学んでいる言葉を話しているなら、身についていることを示す。(例えば車の運転をしたことがある人とない人では、夢の中での状態が違うのと同じく、無意識でも出てくる状態まで染み込んでいるかどうかの違い。)或いは、その言葉の国に行きたくてたまらないような時にも、魂だけが旅行に行っているかのように、その言葉に囲まれる場所にいる夢になることも。
聞いたこともない言葉を話したり、使っているなら、まだ意識化されていない新しい表現方法や思いがあることを暗示。一見辻褄があっていない夢のシーンを訳し、無意識からのメッセージに気づくのと同様に、まだ翻訳されていない状態の思いや知らせ。又、時には知っているはずもないと思っている言葉でも、眠っている間に時空を超えた遠い場所までとんだり、記憶をたどり拾ってきていたりしていることも。単語などが印象に残ったなら、それがインスピレーションの元になったり、いつか意味がわかるかもしれないので、控えておくと楽しいでしょう。
仕事や旅行での関わりを第一に考慮。それ以外であれば、遠い無意識の姿。言葉が通じなかったり、異文化を背景に持つ、まるで見知らぬ人のような、未知の自分の側面。コミュニケーションに苦労しているなら、自分が身を置く現実世界で浮いていたり、周囲が皆違うアイデンティティーを持っている違和感を抱いている場合も。逆に上手くいっている場合は、新しい世界の確立や現状打破の準備が整っている暗示。「自分のスタイル」「自分のスタンダード」だと決めていることに関して、考え直してみると見えてくることが多い場合も。
死への想いや感情、活かす事が出来なかった感情や才能・能力、空虚、魂が入っていない抜け殻のような肉体、過去の罪などを暗示。死体が白骨化しているイメージが強ければ、古い秘密が暴かれる恐れを抱いている場合も。
「人生の階段」を上っているか、降りているか、現実生活でステップアップしているかどうかなどを示す場合が。又「心的な階段」であれば、上が理想や願望・知性・未来、下は無意識や過去、本能や心の奥底など、より深い所の探求へと進んでいたり、そこを振り返ることで現実への教えを知ることができる可能性が。内容的には「昇り降り」と似た意味だが、階段がどんな状態だったかで、どんな道を進んでいるのか、何が必要なのかが解ることも多い。状況によっては「死刑台への階段」のように、破滅や破壊的な立場へと自らが進んでいることを教えてくれている場合も。
無意識エネルギーを、何か別 の物に変換して獲得した暗示。何を手に入れたのか、買い物の内容により異なるが、一般的に吉夢。金額がはっきり現われている場合には数字の意味も参照。ただし、日常の願望が現われているだけの場合もあります。
蛇などと同様、沢山の意味を持つ象徴なので、まずは夢主がカエルに持つイメージを最優先に連想を。例えばカエルに醜い、低レベルな動物などのイメージがあれば自分の中のそんな部分の存在、またはそれが自分にあることを認められないでいる場合も。又、両生類であることからの二面性や、進化の段階=発展の段階の暗示や、物語「カエルの王子」のような変身の象徴。子供時代はおたまじゃくしで、大人になってカエルになることから、傷つきやすい時代からの成長や生命過程、精子や卵子など生殖に関することがらを暗示する場合も。場合によっては、学びや進展や解決などがないまま、次々と考えなく飛びまわる状態や怠惰さを暗示する場合も。
「他人からどう見られているか」といったイメージや、見られたい自己イメージ、自分の心の奥の感情や状態(本当の意味の素顔)を表す。また、顔の主の健康状態を暗示する場合も。
自分の顔を鏡でみている時に、眉や目、鼻、口、ひげなど、目立って気になる部位があれば、その象徴を参考にしてください。全体的にむくんだ顔は、エネルギーが弱っていたり、精神状態の悪さ、欲求不満の現われであることも。
顔色も極端な色は注意が必要。青ざめていたり、白い場合はショッキングな出来事や生気の衰え、赤い場合は事故や発熱性疾患という説もあります。
ナルシシズムや自己本意、自己陶酔などを表す場合と、別のパターンでは自分を理解しようとしている場合や自己点検を暗示。鏡に映ったものは、真実や無意識である場合もあれば、逆の意味をとって現れる場合もあり、全体のニュアンスと、個人的状態から推察。他人からどう見られているかを気にしている時に良く現れやすい象徴でもあるが、多くの場合は表向きや表面的なこと、幻影、他者への批判などに気を取られすぎている状態への注意を促している場合が。また、同性愛者的心理やそのものを暗示する現れ方も。或いは老いへの不安や恐れがある場合にも現れやすい象徴。
感情や記憶の中に、吐き出したいものがある場合に現れやすい象徴。又、自己防衛として、本当は知っているのに見てみぬ振りをして自分をごまかしていたり、感じてはいけないと自己制御していることがある際にも現れやすい。人の侵入や、見られることへの恐れから隠す場合は、過去の出来事に関連する場合が多い。何を隠したのかにより、感情的に直面を避けている物事がはっきする可能性も。ただし危険から身を隠すような場合は、実際の外的状況に危険が迫っている可能性も。
学習する場所。集団生活に関して、又は技術に関して習得する課題がある必要性を指す場合も。かつて通 っていた学校の場合は、当時の事を思い出してみると、似たような出来事や、抱えている悩みを見つけられるかもしれません。又は、現在も人生の学習中であるという再認識を促されているのかも。
噴火する場合は非常に大きなエネルギーが沸いていたり、怒りの放出、情緒的鬱積の爆発などを暗示。些細なストレスではなく、長年癒しきれなかった傷などが刺激されたり、それを認識することに抵抗をしている場合にも現れやすい象徴。また周囲の多くを呑みこむような影響力を示したい場合に現れることも。ただし磁場に敏感な人は、遠くであっても実際に地震や噴火が起きているのを感知しての夢の場合も。現実生活で身近な山や、火山の噴火のニュースなどの印象がある場合はそれを聞いた時期や土地への想いを検証。爆発も参照。
疲れを取ったり、心身の消耗や傷を眠っている間に癒している場合に現れやすい象徴。そよ風は生命の息吹や精神面を暗示。変化を表す場合もあり、そよ風は小さな変化、強い風や嵐になると、大きな変化や激しい怒り、破壊などを暗示することも。又、状況によっては、心の動きや隠れた影響力を意味することも。
現状の幸せが壊れることを漠然と恐れている表れや、失うことへの不安。過去の悲しみや罪悪感が根底にある場合も。死に関する悲しい夢は、親族や身近な人と、いつかは別れなければならない悲しみ、生老病死などへの潜在的悲しみや疑似体験の場合も。また、現実で嘘や裏切りを感じているのに見て見ぬふりをしている時に表れることも。
守護や安心を暗示。また、自分を守る為にとりやすい行動や態度を壁の状態が表していることも。また、人との壁のようにコミュニケーションに関する状況を暗示していることも。家の壁なら家族との関係を、無機質な壁であれば孤立や疎外などの恐れや怒りを表していることも。壁紙はそれらを覆い隠すものや、表面的に済ませようとしている物事を暗示する場合も。
一般的には冷酷さや残酷さ、母性や女性の攻撃性、貪欲さ、心身の消耗等を暗示する場合が多い。ただし、交尾中に雄を餌とみなして喰らいつくす事を知っている人なら、女性ならではの執着やずるさや恐ろしさ、男性をつぶす女性、見境ない自己保身、自分の子供のことだけを考える、等の意味となるかもしれないし、Praying mantisという英語名がすぐに浮かぶ人なら、祈りに繋がる象徴となる場合も。或いは「蟷螂の斧」という言葉を知っているなら虚勢を暗示する場合もあり、それぞれの連想や、夢全体を考慮。
頭にあることから知識や思考、又は、エネルギー量やその状態を示す。自己イメージや、意識的な態度を暗示することも。白髪は霊性の高まりの表れ。髪が長い方が精神的パワーが強いという説も。夢の中で髪を切るのは、社会的なイメージを整えようとしていたり、抑制が効いた状態を示す。髪の毛が抜けるのは、日頃から髪の量を気にしていない人は、新しい自分へ生まれ変わりたい欲求や、変わりつつある状態を暗示。
抑圧されたエネルギーや敵対心、感情のサインや、場合によっては解放を暗示。状況によっては突発的な困難を暗示する場合も。稲妻が光ったり落雷はひらめきとしての閃光、突然の変化や悟り、クンダリーニの上昇、起爆剤としての力の暗示も。他に同様の暗示があれば新しいことの始りや決断の時を知らせる場合も。木への落雷は、物事や人に関する死を意味する場合も。
ゆっくりした変化や前進、堅実さや安全性、忍耐強さ、保護するものやされるものを暗示。また殻の中の傷つきやすさや防衛的な姿、隠された力を示す場合も。状況によっては愚鈍や怠惰を示す場合も。陸と海をつなぐものであることから、意識と無意識をつなぐものを指すことも。
透明の壁であることから、自分や周囲の人の感情的バリア。コミュニケーション不安や、言葉の辛らつさ、又は目に見えない障壁や不安等を暗示することも。曖昧に隠してしまいたい事柄がある時は、曇ったり汚れたガラスが現れる場合も。夢全体のイメージにより異なりますが、窓や大きなガラスをわるのは障壁を壊す暗示。しかしガラス製品をわる場合は、肯定的には幻影の破壊ですが、絶望や人間関係の破壊等の意味も。粉々になるほど幻想や希望、夢が破れる暗示。
心と体のエネルギーの流れやその状態。運命、人生、生き方、時の流れ。情緒や性的欲望の現われ等を象徴。豊かな水を湛え、自然の偉大さを感じさせたり、輝いているような川は、良い状態を示します。逆に川が枯れると、人生の滞りやエネルギーの枯渇(病気を含む)、金銭的困窮等を暗示。
「川の中にいる」のは、感情や性的エネルギーに影響を受けたり、浸っている状態を示します。溺れる、流されるなどは文字どおりです。 「流れに逆らっている」場合は、これらに制限を加えるものへの抵抗や反抗。「快適に泳いでいる」のは、順調な暗示。
「岸から眺めている」のは、川向こうに望むものがあるのに行き着けない状態や、それに付随する変化への恐れ、または流れにのって行けない自分の姿。
「流れを見つめている、川に沿ってさかのぼっている」のは、存在のルーツや血族、過去への検証、今後の為にこれまでの流れを確認している暗示。同様に「川下に向かっている」場合は、今後をシュミレーションしていることもあります。
「川を渡る」のは、これまでと違った世界へ向かおうとしている時期に多く現れ、待ち受ける状況は、川の状態によって象徴されます。 状況によっては「三途の川を渡る」というように、死に関するものや、彼岸から渡ってくる・行くものを示すこともあります。
「川に浸かって横切ろうとする」は、変化の中で情緒的動揺が引き起こされる予兆や現状を示します。「大きな川」ほど、変化や困難、向かって行くのにエネルギーを必要としますが、渡りきれば、その分、手にするものも大きいでしょう。「小さい川」は、目の前の変化に身を投じても、思うほど大きな変革ではない事も。
「洪水や、反乱する川」が現われる時は、抑鬱状態に注意が必要なケースが多いので、日頃意識できていない感情や不安に目をむけることが勧められます。ただし、愛情が溢れている場合もあり、この場合は、愛情過多ですべてを呑み込まないようにコントロールが必要です。性的欲求が高まった場合にも現われやすい象徴です。
「増水する小さな川」は、自分の心のキャパシティーを大きくする必要性を促す場合や、些細な変化なのに、大袈裟であったり、感情過多、ナーバスになりすぎている時にも現われます。或いは、未知の体験に足を踏み入れているのに、今まで通りの世界感や価値観でやりくりしようとしてしまいコントロールが難しくなっている場合も考えられます。意識されていない感情や、あり余ったエネルギーが湧きあがり、現実に適応した思考への変換を促しているのかも知れません。
最近の関心事が、恋愛や性的事象である場合は、異性への欲求が思いの他大きくなっている場合も考えられます。
肉体からのサインであれば、細い血管に多くの血液が押し寄せている事を知らせている場合もあります。興奮して血を頭にのぼらせない心的生活、またはマッサージなどで血液の循環を整えるなど、高低血圧両方に注意。夢全体から考えて下さい。
内容はよく覚えていなくても、目覚めた後にも感情だけが残る夢は「気付かぬうちに抑圧している気持ちに目を向けて欲しい」という、無意識からのサイン。又は、凝り固まった意識への変革を促している場合も。多くの人が、感情で体感した事ほど素直に受け入れやすい為、大きく揺さぶりをかけて来ています。「何者かに襲われたり、殺されそうになるような恐怖が大きい夢」は、無意識による無意識の抹殺。起きている時の気づきが浅いほど、得体の知れない不気味なものとして現われやすくなります。感情や改革のポイントに近づくに連れて、より身近な人物や、動物の姿に変わりやすいようです。
手触りや触覚がリアルだったり、強く印象に残るのは、日常の生活の中での感覚に注目するように促されている場合が。感覚が研ぎ澄まされたり、技術が向上している時にも現れやすい。触ったものが気持ちよいか、悪いかで意味合いも違うが、思い当たる問題がある時は、単に「はっきりそれだ」と認識しているなら、既にどうしたらいいのか答えは出ているのかも。又、手で包んで感じたものなら、包んでいた物にも注目。それが意味するもので心が安らいだり、心身のバランスが取れることを教えている場合も。
キスする相手との一体感や、心を受け入れたい、受け入れて欲しい、近づきたい、知り合いたいと感じる場合等に表れやすい象徴。全般的にコミュニケーションへの欲求や現在のあり方を暗示していることが多い象徴。
春:幼い頃や幼さ、始まり、再生や終わったばかりを意味することも。
夏:若さやエネルギー、勢いや人生の盛り、元気や豊かさ、発展性を暗示。太陽が照り付けすぎたりするなら、行き過ぎやゆとりのなさには注意。
秋:熟年や成熟、円熟期。大人らしさや男・女らしさ。充実や収穫を暗示。
冬:老年期や停滞期、しばしの休息や眠っている状態や不毛を暗示。
道徳的に自分を汚い、或いは行いが穢れていると思っている時に表れやすい象徴。または自然と調和していない生活や、社会的に適応していないと思っていると、汚いと感じる夢を見ることも。また、染みのような汚さ・汚れは、金銭的問題がある場合を示す場合も。ちらかっているような汚さは、内面の整理整頓が出来ていない、飽和状態の可能性も。
何かを達成するため、或いはどこか自分が望む場所へ行くために必要なもの。切符を買うのは、権利を獲得する為に何らかの代価を払う、努力を必要とする暗示や、それが達成されたために、動き出せるという暗示。
自分の環境やあり方を変えようと努力している、或いは、誰かから干渉されている状態の可能性。助ける側は、賞賛や崇高な活躍を望み、それに向けて努力したり、それらを通じて自分の力を獲得したいと望む場合も。また実際に身近に助けを求めている人がいることを知覚している可能性も。ただし行きすぎると全世界を救いたいというような理想幻想に溺れている心配も。助けを求めている場合は、問題解決の為のエネルギーや洞察を求めている可能性が高く、夢の中で何に助けを求めていたかが現実でのヒントになることも。
実在の人物の場合には、その人のイメージや関連する出来事からの連想を優先させてください。一般的には道を差し示す人。体験する出来事全てが人生の教師であり、洞察を深める必要性を示したり、その方法のヒントを与えてくれている場合も。反感を持っている場合には、圧力や命令的言動、強制を示し、自分の周囲への態度を示しているかもしれません。又、他の誰かであれば、その人からの批判や、口うるさい強要を暗示する場合も。
自分の気づいていない似ている側面や生きていない反面、ライバル心、劣等感、憧れ、不足している面、今必要な特質等を暗示。現実に兄弟・姉妹がいる場合や、夢に出てきた兄弟・姉妹が当人である場合は、彼らの状況を暗示したり、潜在知覚夢などの場合も。(その家族の体質によっては、夢を使った送受信が容易な人もいます。)しかし一般的には、自分の一部がその姿をとって現れている事の方が多く、又、幼少の頃から癖や、家庭環境について振りかえることが現状に役立つ場合が。異性の兄弟・姉妹の夢を見る場合には、同性に対してとは若干意味合いが異なります。
実際に兄弟・姉妹がいない場合には、兄弟・姉妹のような関係性を連想させる周りにいる人についてを表しているか、自分に取り入れた方がよい側面や、手放した方がよい側面を暗示。又、稀に、何らかの理由で実際に生まれてこなかった兄弟・姉妹の存在からのメッセージの場合も。
心配や不安の表れや、現状に注意を促すための感情的ゆさぶり。また消化できていない過去の恐怖を教えていることも。
混乱やぼんやりしている状態、孤立や無気力、無力感や漠然とした疑いを暗示。又は、迷いなく進んでいる状況を暗示する場合も。場合によっては死の世界をあらわすことも。
お金全般の意味としては、金銭と同じくらい大切なものを暗示。或いは必要であるけれど執着には注意が要するものを表す場合も。人によって異なるが、可能性やパワー、時間、体力、才能や資質、成功の基準や愛情の大きさ欲しいものや欲望の為に支払わなければならないエネルギー、利益、報酬などを示す。また、変化を暗示する場合もあり、コインより紙幣の方がより大きな変化となるので、どんなシュチュエーションで、また金額があれば数字にも注目して全体を考慮。
お金が足りないなら、時間や愛情、エネルギー、体力などの不足を暗示。借金や金銭への執着は不安や愛情への飢え。派手に遣う・浪費するのは、自由や奔放に生きたい表れの可能性や、性的耽溺・自慰に絡む生身の愛情へのエネルギーを浪費している事への罪悪感などを表す場合が。
お金を遣うことを迷うなら、自分の労力を遣うことへの迷いや、消耗させられている状況を暗示。大きなお金を掴むのは願望夢か逆に浪費への警告の場合が。
贋金や価値のない紙幣などは、自分の価値を充分に発揮していないと感じていたり、だまされた・搾取されたと感じる、或いは自分が愛情関係などでだましていたり、自分を誤魔化していることを表す可能性。状況によっては体力の「浪費」や「盗まれる」意味にもなり、健康への注意が必要な場合も。
ジャンルとして分けるなら得体の知れないものや幽霊、妖怪などと同じ意味として解釈も出来ますが、ある時期にはやった話でもあり、その時代の自分を思い返してみて、現在の反応との共通点や癖になっている反応を探してみるのもヒントになるでしょう。また、地域や時代により伝え聞く話は異なるでしょうが、噂にばかり上る得体の知れないものだからこそいたずらに怖くなる物事、コミュニケーション不安や余計な一言、呑みこむような否定的母性などに関連しているかもしれません。
自己主張の手段や道具。セックスアピール。思わせぶりなどを暗示。大げざに塗りたくったり、不自然なら、これらが過剰であったり、日常で不満が多いことを暗示する場合も。
髪という精神性や霊性を整えるものであることから、物事や感情、本能の整理や、けじめ、制御の必要性を暗示する場合が。髪をといているなら、もやもやした状態をきちんと整えたい願望や必要性、又はそのように進んでいる可能性。ただし異性の前でくしを使っているのは、相手に異性として認識してもらいたがっている暗示。また、くしの歯が欠けたり、折れたりする場合は、感情的トラブルや異性との問題発生の可能性や、金銭的損失を暗示する場合も。
現実での役割や立場、社会的地位や状態を暗示。靴が小さいなら窮屈さを感じていたり、逆に大きいと力不足を感じているかも。自分の居場所や地に足がついた基礎を探している時には、夢の中で靴を探していることも。又は、女性器を暗示することもあり、靴に足を入れることがセックスを表す場合も。
蜘蛛、蟻と同じく典型的な母性、母の圧力と、結婚や妊娠なども象徴。本能的な力強さを示す場合もあり、男女問わず、権威者を指す事もあります。熊が家の中をうろついているのは、母親そのものを表していたり、襲ってくる場合には、母親の圧力から解放されたい無意識の状態の場合も。状況によっては、権威者から攻撃される予兆にもなります。可愛い熊のイメージや小熊は、結婚や妊娠に対する二面的な感情、期待と不安を表す場合も。
蜘蛛は中央に位置し、周囲に巣を張り巡らす事から、自分を中心とした世界。糸は罠でもあり、不愉快な出来事にわずらわされる暗示も。又は他の人を引っぱり込もうと躍起になっている自分の姿なのかも知れません。透明な糸は自分が作り出した幻想を示し、思い込みの中でもがいていたり、生活している姿の場合もあります。
又、普遍的な母を象徴し、無意識の支配的な母性や愛情の意味も。天井に蜘蛛の巣が張り巡らされていると、自分自身や意識を喰い尽くされる危険や不安のサインの可能性も。
基本的にカップを含むコップ型は、感受性、受身や奉仕、献身、女性性の暗示。或いは、心の中で抱いていることや、中身の意味も。グラスがわれるのは隠していたいことの露呈や、それについての不安の場合も。ガラスと同様に人間関係や絆の終りを暗示したり、自分を捧げていたという意識が強い人は、そのあり方の破壊を意味する場合も。古い解釈では、男性が見た場合には結婚を指すという説も。
現実に空港を利用する際の出来事や思い出などがあればそこからの連想が最優先。それ以外であれば、電車などでの出発より大きなレベルでの旅立ちや展開、変化を暗示。飛行機は精神世界や覚醒の空へ向うことから、精神的気づきや成長についてを表している可能性も。
一般大衆や普通の人達へ抱いている感情、或いは自分の様々な側面。人混みの中で迷ったり、行く手をさえぎられるのは、多くの意見の中で混乱している状況を暗示。群集に自ら紛れるのは、責任をとりたくなくて、陰を潜めたい時にも現れやすい。しかしこれでは問題は解決出来ず、群集から抜け出れば新しいアイディアや在り方を見出す暗示。
お祝い、ごちそう、特別な贈り物やご褒美を象徴。しかし反面豪華だが実用的でないもの、甘えたい欲求など否定的な意味も持ち、寂しさを自分で慰めようとしている場合も。
又、ケーキに限らず甘い食べ物を口にするのは、性欲や恋愛の接近の暗示も。身体的には消化器系が弱っている時に現れるという説も。
良心やモラルの象徴。又は、父権的力、法則、約束事を意味する場合も。常識ある社会人としての自分を守り、律する知性であると共に、行きすぎると豊かな感情を抑圧し、潤いに欠ける言動にも繋がります。男性の夢では、衝動的な感情をコントロールする役目として、女性の場合は、拘束されたい欲求、又はファザーコンプレックス、包容力や絶対的支配者から保護されたい欲求、依存心を表す場合も。
ペルソナ(仮面)の1つ。素顔を隠している場合や、周囲から注目されたい場合、人に自分を見せるために自分がしていることをメイクの状態が伝えている場合も。顔のどこにどんな色を載せているか、どんな印象があるかなど、部位や色の意味も参照。状態によっては健康面への悪習慣や不調を知らせていることも。
男性が夢主の場合は性的欲望、創造性、何かを産み出したい欲求等の暗示。女性の場合も同様に性的欲望や子供を生みたい場合にも現れ易い。エネルギーの漏れ、浪費の暗示もあり、状況によっては感情や物質の垂れ流し、体調不良を知らせるメッセージでもあり、休息や浄化の必要性の暗示の場合も。出血のイメージが鮮明なら、血の象徴を考慮。
実生活や人生そのものを表す。勝負の時と感じる場合や、これからの見込みや過去の選択の成否を検討する場合にも現れ易い。又、ゲームだと捉えることで現実逃避をしていたり、世俗的快楽への傾倒、実生活における言動の子供っぽさを暗示する事も。テーブルを挟むカードやボードゲームの場合は、進路や進むべき方向性を決断しなければならない時に来ている暗示。誰かとゲームを楽しんでいる場合は、相手の特徴に注目。見知らぬ人の場合は、もう一人の自分を相手に、葛藤の解決や統合している場合も。
誰かと口論をしているような喧嘩なら、自分の中の二つの意見や考えが争っている可能性が。相手は自分の側面を象徴することが多い。取っ組み合いになったり、特に棒などで殴り合う場合はセックスのニュアンスが強まり、願望や性欲を発散している場合も。
基本的にドアや扉は、外界と内界を繋ぐもの、無意識と意識をつなぐ境目を象徴。正面玄関は、世間との関わり。きれいな状態であれば、堂々とした姿勢や自信の表れ。
裏口や勝手口などは、家族や私的な生活に関すること、または公にしたくない物事を示すことも。玄関の外はきれいなのに、一歩家に入ると煩雑だったりすると、外面に気を取られすぎて、実際は混乱していることを示す場合も。ただし、そこから連想される実際の家や玄関がある場合には、その家に関する意味合いが強まるので、そちらを参考にしてください。
現実での恋人や、夢主自身が抱いている恋人へのイメージや感情を暗示。ただ関係性によっては配偶者と同様に、自分の分身として現れる場合も。恋人がいない人が見知らぬ恋人といる夢を見たり、有名人が恋人の夢は理想や願望、または恋愛傾向についてを教えている場合も。
後悔しないようにという警告や過去へのこだわりを暗示。又は、過去の出来事に傷や悔いがあり、今は安心していてよいという確認の場合が。夢の状況に過去を連想させる出来事や物が現れていれば、過去をやりなおし、「今なら出来る」ということを確認し、傷を修復・埋めたい気持ちや状態、又は同じ失敗への恐れを暗示することも。又は、現在が過去のその時期と同じような状況にあり、過去を参考にもう1度見なおしてみる必要性を感じている可能性も。
高い地位にある人や威厳や気品ある目上の人などは、自分のガイドとなってくれる存在や、両親を暗示する場合が。王や王妃等も同様の意味を持つ場合が多いが、自分が支配されていると感じる存在についてや、劣等感や優越感を持ちたい面について等を表している場合も。また、童話や物語に繋がる人物であれば、そのお話について考えてみると、感情的に揺さぶられることがあるかも。
助けを求めて叫ぶのに声が出ないなら、現実でも言いたいことがいえなかったり、抑圧された感情が詰まっている可能性が。又、表現してはいけないと、自らを追い込んでいる場合も。状況によっては、周囲への諦めや不満、怒り、反抗したい気持ちが強まっていることも。現実で泣きたい時にも泣けなかったり、言ってはいけないことが多い環境にいると見る場合も。普通に話しているのに声が小さくて伝わらない場合は、自信のなさや、周囲の無理解、伝わらないもどかしさ、障害や困難を感じていることも。
不快な出来事や病気の侵入を暗示。免疫力の低下や、体が弱っている場合もあり、実際に掃除などで、衛生的によい環境を作り予防することや、精神衛生上の不衛生とも向き合うようにというメッセージの場合も。夢の全体によっては、強い生命力やあつかましさを暗示する場合も。また、劣等感を暗示する場合もあり、退治できたなら、その克服や、自己嫌悪の原因が解消される場合も。逃がしてしまったなら、忘れたころに、先送りにした問題が表面化したり、またはかつてのそれが近いうちに表面化することを知らせている場合も。
肉親や親しい間柄の場合は、その人の死を受け入れているかどうかで内容が異なる。ある程度、心の整理が終わり、振り返ることに気持ちのゆとりがあったり、懐かしいと感じられるなら、故人から受け継いだものや影響を受けた事柄の象徴として現れることも。また、夢主が既に気づいている注意や警告を確認するために故人の姿を取る場合も。
実際に子供を持つ人の場合は、個人的感情の影響が多くなります。そうでない場合には、成長過程の無限のエネルギーを持つ自分を暗示。しっかりと成長させられれば飛躍が可能ながら、まだもう少し手がかかるエネルギーを示します。現れた子供の年令により、成長度合いを読み取って下さい。
しかし現実の生活で、あまりに理性的抑圧が強い人には、多少の無茶が出来たり、束縛される事のない子供を通 して感情を解放をしている場合も。しかし夢の状況によっては逆に、自分の純粋ながらも身勝手な、又は子供じみた振る舞いを警告されているケースもあります。
保護や暖かさを暗示。或いは、防衛本能や外界からの守り、状況によっては自分の感情を覆い隠す殻を意味することも。コートの状態は公での自分の態度や思考パターンを暗示している場合が。女性の夢で印象的な場合は、父や男性からの庇護を暗示する可能性も。
日常で良く飲む人は、自分にとってどんな意味があるか、飲みたくなる時の状況を参考に。一般的には何らかの刺激を受けている状態を暗示。検討すべき問題がある場合や、状況によってはリラックスの必要性を意味する事も。
夢主の葛藤を暗示。口論の相手が自分のどの一面を象徴しているのかを考えると内容が理解しやすい。他の人から責められている内容は、現実で自分の良心に逆らうことをしていることを自分が責めていたり、露見を恐れたり、反省している場合も。相手に対して大声で叫ぶ言葉は、自分に向けてのせりふの場合が多い。又、自分の意見が理解されずに怒りを感じているのは、自分の考えややり方を上手く表現したい気持の現れや、本当は必ずしもいつも一致はあり得ないことを知っている場合も。
感情や感覚が凍り付いていたり麻痺している暗示。夢全体に、自身が冷たくなっているのか、冷たくされていると感じているか等が現れる場合も。ただし氷を食べている時は、健康面への注意サインの場合も。張った氷の上にいるなら、立場の不安定さを、また、氷が薄ければそれだけ危険度や困難が増す暗示。
情熱や感情、物事へに注ぐエネルギー等の停滞や、文字通りそれらの「凍結」を暗示。逆に解けていた場合は、停滞していたものが動き始める暗示になる場合が。
意識になっていない無意識の力。新たな知識や洞察をもたらす未分化な力を象徴。心に暮らす守護神のように、凝り固まった意識にゆさぶりをかけたり、勇気を与えてくれる存在。成長の為には枠にはまらない心がけが必要かも。小びとの言動に注目。状況によっては、自分の中の小さな不満や子供っぽい考えを体現している場合も。
息が弾んでいるなら喜怒哀楽を開放してる暗示。息が出来ないのは云いたいことが口から出せないでいたり、窒息しそうな緊張や圧迫がある可能性が。息を凝らしているのは不安を暗示。現実での経験がないのに呼吸器をつけるのは氣力の衰えや、逃げを示す場合が。人工呼吸はキスへの嫌悪を正当化したり、自分の息を吹き込むことで相手を生かしたい、影響力を持ちたい気持の現れの可能性も。
もう役に立たなくなった経験や考え方、又は、自分が勝手にそう決めてしまった本当は優れた能力や自分の側面を暗示。
いつも変わりない状態や24時間フルに働いている様子。又はいつでも便利で簡単に欲しいものは手に入るが、高級なものや希少価値、吟味されたものなどではない物事や状態。ただし日常的で目にしやすいものでもあり、特定の店に関する連想など、自分の生活の中からの連想を優先。