麿山真実の夢日記4

トイレに入っている。用をたすためという感じではなく、くつろいだ空間になっていてる完全個室。座っているのも便器ではなく椅子なので、パウダールームのような感じ。奥には浴槽もあるのかもしれない。白いきれいな光とふわふわの絨毯なのか、やわらかい床、明るく暖かい気持ちがよい場所。

しばらくして、ドアをノックされた。「いないの?」と声が聞こえる。友人のYさんの声。いつのまにかすりガラスになったドアのうえの方に姿まで映って見えている。ここで、実はこの個室がずいぶん床から深く掘った場所にあることに気づく。ドアは上の方についていて、出る時にはかなり上っていかなくてはいけないようなつくり。 だいたい家そのものに鍵はかかっていたはずなのに、どうやっていつの間にか入ってきたんだろうと思う。

Yさんはドアを開けようとしている。用をたしているわけでもないけれど、気分的には同じなので、「入ってますからあけないでください」と云う。しかし彼女には聞こえないらしく、ドアをいじっている。今にもあけそうな勢いなので「もう少ししたら出ますから、ちょっとこのままにしててください」ともう一度云う。

夢の背景

診断が早く終わった夕方に見た夢です。脱力して、くつろいでいるうちに、うとうとしていました。目覚めてから電話を見ると、夢に出てきたYさんからの留守電が入っていました。電話は別室にあり、診断中は消音にしていて、そのままだったため、気づけませんでした。丁度くつろぎ始めた頃に一度、目覚める直前に一度、メッセージが入っていました。

Yさんには申し訳なかったのですが、どうやらリラックスして心身のバランスと整える睡眠の中(トイレ)に入っている最中なので、私はそっとしておいて欲しかったのでしょう。体と意識は眠っていても、軽い睡眠中の活発な潜在意識は、彼女からの電話に気づきながら、ご辞退したのでしょう。とても休憩が欲しかったので、多分、実際に電話を取っていても「今はごめんなさい」と申し上げたことと思います。彼女には、折り返し連絡をした際に、このことと夢の話をして、大笑いされました。

今回は来訪者であるYさんが、私に話したいことがあり、強く思ってくれていたことが、夢にまでお越しになった理由かもしれませんが、周囲が活動している時間に午睡をとったりすると、その動きを見に行っていたりすることは割と多いものです。忙しい時には、何か面白いものが見られるかなと、楽しい気分で、少し休憩・うたた寝をして、滋養してみてください。

(’05.12.15.掲載